伏見イベント第3回ができるまで

いよいよ伏見イベント第3回に向け動き出すようホームページを更新します。
それに向け、2023年12月8日に書き記していたこれまで第3回のイベントページとして公開していた内容をここに移して見られるようにしようと思います。
今は第1回、第2回と整合性のあるデザインのチラシの表面を使用していますが、当初はこちらの写真を使用していました。

これは、今回特に伏見の皆様にぜひお伝えしたかった何故伏見の地を神様が選んだかという行です。
さて、2023年12月8日の時点での進捗状況、そこに至るまでの経緯をお知らせしましょう。


金札宮さんとご縁をいただいて以来、能「金札」を、伏見で上演するのは悲願でした。
観世流の大江家の方々で是非お願いしたいと思っていました。
不思議なことに、淀川三十石船唄伏見継唱会の皆様とご縁をいただいた日、偶然このNHKの「古典芸能への招待」の「祖先祭 初世野村万蔵生誕300年」の回を見て、「見物座衛門 『深草祭』」という珍しい一人狂言の演目を見て、それが伏見の藤森神社のお祭であることを知り、是非、「金札」と「深草祭」で2026年に第3回をやりたいと思いました。
そして早速、野村万蔵さんに連絡させていただき、ご出演いただけることになりました。

2023年5月の金札宮さんの神幸祭に伺う際にネットを見た時、偶然、7月に東京である宝生流の女流能で「金札」を舞われる方がおられると知り、宮司さんご一家と見に行くことになりました。実際に行ってみると、それが他の流儀での“半能”というスタイルでなく、前半も含んだものなことが判り、特にその前半が、伏見の人達には感涙ものなことが判り(その一部がこの第3回の画像に引用されているシテを演じられた関直美さんが作成された詞章の赤で囲んだところです)、それを是非聴いてもらいたい!!!と思い、元々出演が決まっていた観世流の方の承諾も得て、東京から7月にご挨拶させていただいたご宗家を始めとする宝生流の方々にお越しいただき、シテはその時と同じ関さんに演じていただくことになりました!!

伏見で開催するのに伏見にもお住いの大蔵流の狂言師の方にご出演いただかないことや御香宮が舞台の演目がないことも気になっていたのですが、同じ小学校ご出身の茂山逸平さんにご出演いただけることになり、置き換えで御香宮を舞台にできる演目もあると伺いホッとしています。

同じく伏見稲荷の演目がないことも気になっていたのですが、ちょうど全ての回に伏見を舞台にした素晴らしいキルトで大輪の花を添えてくださる林サヨコさんが、ご自身の25周年を目指して2年がかりで取り掛かられ出したタペストリーで描かれるのが伏見稲荷大社なので、それで補っていただけることだろうと夢見ています。

3年ありますので、最後の演目の観世流の「金札」のどこか連吟に適した部分は会場の皆様と謡うことができるよう、練習を重ねたり、前場もある宝生流の「金札」の詞章を事前に理解する場を持つことができるようにするなど、このイベントに至るまでも、皆様と楽しめるようにしたいと思います。

この3年のイベントが終わる頃にはまた何か芽吹いているのではないかと思います。
想定外の何か、それも楽しみにしています。

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