伏見の神社が舞台の能・狂言再発見!
いよいよ、最終回の能・狂言です。全て地元伏見が舞台の演目というだけでなく、東から藤森神社が舞台の野村万蔵家のお家芸である大変珍しい一人狂言「見物左衛門『深草祭』」が、また、唯一宝生流にのみ伝わる前場のある完全な形での能「金札」が、伏見が地元の茂山宗彦・逸平兄弟による本邦初上演の御香宮が舞台の狂言「大手筋」、そして、大江一門の観世流の「金札」が、ここ、呉竹文化センターに集結!特別展示の林サヨコ創作キルトは伏見稲荷大社の2m55cmの大作!3回に渡り友情出演の若林さんのお話は一体どうなるのか!
さらに、宝生流ご宗家の宝生和英さんが仕舞「西王母」を舞ってくださることになりました!
今回も司会は地元伏見出身の對馬京子さんにお願いしました。楽しみ!しかないこの機会、奮ってご参加ください。

日時:2026年3月15日(日)
13:00開演(開場は12:00)
17:00終演予定
会場:呉竹文化センター
参加料:7500円(協賛金として申し受けます)
※もしも、興味はあるけれど、7500円の参加料では参加できないという方は、
お申し込みページからメールでお問い合わせください。
詳しくはこちら。
U25(要証明):ご支援により、無料招待枠が若干出る可能性もあります。
小中高校生は500円で見ることもできます。(詳しくはお申し込みページへ)
プログラム(仮)
若林正博:今回の演目に関する歴史のお話
野村万蔵:和泉流・狂言 「見物左衛門 深草祭」
関直美:宝生流・能「金札」
宝生和英:宝生流・仕舞「西王母」
休憩
茂山宗彦・茂山逸平:大蔵流・狂言「大手筋」
大江信行:観世流・能「金札」
当日限りの同時開催:
林サヨコ 伏見の風景キルト展くれたけミニギャラリー(ホール入り口横)にて
「伏見稲荷大社」縦255cm×横171cm を展示予定
当日の能狂言の番組が決まりました!

素晴らしいメンバーが大集結、どうぞお楽しみくださいませ。
これまで左の画像をトップとして2023年12月8日に書いておりました、3回目がこのような内容に至るまでの経緯はこちらの投稿「伏見イベント第3回ができるまで」にまとめました。
全てはご縁の賜物。
お読みいただければ幸いです。
こちらが左の写真に一部載せております宝生流の能「金札」で実際に語られる詞章となります。
解説も入っておりますので、
是非ご覧ください。
出演者・出展者プロフィール・メッセージ ※出演順

若林正博(わかばやし・まさひろ)(友情出演)
1968年 京都市伏見区生まれ。同志社大学経済学部卒 伏見城研究会会長。
地元の伏見城研究会に参画し、伏見の地域史を研究。2013年以降、200回を超えるフィールドワークと講演の機会を持つ。地域史は研究だけに止まらず、地域づくりとの連携を念頭に、伏見の歴史に関する講演やテレビ・ラジオ番組の出演、監修等にボランティアで携わる。共著:『京都を学ぶ【伏見編】』ナカニシヤ出版、『伏見城跡立入調査報告』大阪歴史学会、単著:「伏見城跡の変遷 」『京都学・歴彩館紀要』3、「地方紙と業界紙から探る戦後京都のプロ野球興行」『資料館紀要』44、「京阪六地蔵線、新京阪山科線と名古屋急行」『資料館紀要』43等がある。

野村万蔵(のむら・まんぞう)
1965年生まれ。東京都出身。
野村萬(人間国宝)の次男として生まれる。
父及び祖父故六世万蔵に師事。2005年に九世野村万蔵を襲名し当主となる。
「萬狂言」「万蔵の会」主宰。
2022年「祖先祭初世野村万蔵生誕三〇〇年」公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。
国内外にて公演を行なうほか、新作の創作・演出も多く手掛け、流派を越えた「立合狂言会」や、南原清隆さんと「現代狂言」を発足させるなど、狂言の普及と発展に尽力している。
NHK大河ドラマ「西郷どん」(2018年)に三条実美役で出演。
東京藝術大学講師。和泉流職分会芸事委員。
重要無形文化財総合認定保持者

関直美(せき・なおみ)
能楽シテ方宝生流 職分 (公社)能楽協会会員 (公社)宝生会会員 宝生流第19世宗家宝生英照、第20代宗家宝生和英に師事 初シテ 平成21年能「花月」、令和4年「乱」を披く。同門会「花月会」主宰
茶道裏千家 教授 (一社)裏千家淡交会特別師範会員、裏千家インターナショナルアソシエーション会員 裏千家業躰金澤宗維に師事
St. Francis college (NY.USA) 心理学部卒業、東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業、
同大学院音楽研究科修士課程および博士課程修了、裏千家茶道専門学校研究科修了
茶家に生まれ3歳より茶道の手ほどきを受ける。NY在学中に日本文化の奥深さを改めて認識し能楽や茶道への関心を広げる。帰国後、茶家を継ぎながらも能への憧れを捨てきれず、東京藝術大学の能楽専攻を受験し合格する。在学中宝生宗家より楽屋入りを許され、修行を積み職分となる。日本の伝統文化の中で生まれ育ちながらも、外国生活にて養った国際感覚は、常に形式にとらわれず斬新な独創性を生み出している。
伝統文化普及団体「伝統の橋がかり」代表
平成30年度東京都女性活躍推進大賞優秀賞受賞。
重要無形文化財総合認定保持者

宝生 和英 (ほうしょう かずふさ)
日本能楽会員(重要無形文化財保持者総合認定)
1986 年東京生まれ。父、第 19 世宗家宝生英照に師事。宝生流能楽師佐野萌、今井泰男、三
川泉の薫陶を受ける。
1991 年 能「西王母」子方にて初舞台。2008 年に宝生流 20 代宗家を継承。これまでに「鷺」
「乱」「石橋」「道成寺」「翁」、一子相伝曲「弱法師 双調之舞」「安宅 延年之舞」「朝長 懺法」を
披くほか、「雷電」「復活のキリスト」「龍虎」「玉井」「石橋赤黒」など復曲、新作も多く手
掛ける。海外ではイタリア、香港、UAE を中心に文化交流事業を手がける。2008 年 東京
藝術大学アカンサス音楽賞受賞。2017 年 日本バチカン国交75周年ではカンチェレリア
宮殿にて「翁」「復活のキリスト」を上演。2019 年 第 40 回松尾芸能賞新人賞受賞
2022 年に日本オマーン国交50周年ではロイヤルオペラハウスにて「石橋」を上演。2023
年ミラノ大学客員教授に就任。2024 年にアゼルバイジャンにおいて初の能楽公演「小鍛冶」
に出演。2024 年 Disney+配信のドラマ「SHOGUN 将軍」では劇中能の監修・制作を行う。
2024 年週刊少年サンデー新連載マンガ『シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-』を監
修。日本のみならず世界的に活動を行う。

茂山宗彦(しげやま・もとひこ)
1975年6月4日生まれ 二世七五三の長男
4歳の時『以呂波』のシテにて初舞台。その後『千歳』『三番三』を披く。
1994年に従兄弟の茂山 茂・弟の茂山 逸平 らと共に「花形狂言少年隊」を結成。旗揚げ公演以来、若い世代に照準をあわせた「花形狂言少年隊」の活動は、若者を中心とした観客に熱烈な支持を得てNHKの番組「トップランナー」にも取り上げられた。
1995年、東京にて狂言小劇場の公演を正邦(現 千五郎)・茂・逸平と開始。
フランス・イタリア等の海外公演にも参加。
2000年6月より2005年まで千三郎、正邦(現 千五郎)、茂、逸平、童司と共に「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称 TOPPA!」を主催。
2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、茂、逸平、童司と共に再開。企画製作そして出演までを自分たちでおこなう「HANAGATA」を通し、狂言の魅力を存分に味わっていただき、自らの芸を磨くことを目的とした。2020年からはHANAGATA改め「Cutting Edge KYOGEN」として活動している。
また弟逸平と共に、新作二人芝居 <宗彦、逸平のThat’s Entertainment「おそれいります、シェイクスピアさん」> に挑戦するなど幅広く活躍する。
その他、狂言以外の活動として幻想歌舞伎「土御門大路」、NHKテレビドラマ「京都発ぼくの旅立ち」「ふたりっ子」「終のすみか」「ちりとてちん」「おちょやん」等に出演。ミュージカル「アンネの日記」「ザ・近松」「蜘蛛巣城」「天国を見た男」「大悪名」出演と狂言のみならず色々な方面で活躍。今後の活動から目が離せない存在である。
詳細はこちら。

茂山逸平(しげやま・いっぺい)
1979年6月12日生まれ
二世七五三の次男
4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。
1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍する。また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。
1995年、東京にて狂言小劇場の公演を開始。
スペイン等の海外公演にも参加。その一方で、東映映画「将軍家光の乱心・激突」の竹千代役で出演。NHK連続テレビ小説「京、ふたり」「オードリー」「ごちそうさん」他、舞台・CMと数々出演。また兄宗彦と共に、新作二人芝居 <宗彦、逸平のThat’s Entertainment「おそれいります、シェイクスピアさん」> に挑戦するなど幅広く活躍する。
2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に再開。企画製作そして出演までを自分たちでおこなう「HANAGATA」を通し、狂言の魅力を存分に味わっていただき、自らの芸を磨くことを目的とした。2020年からはHANAGATA改め「Cutting Edge KYOGEN」として活動している。
2006年秋から1年間フランスに留学した。
2009年より日本舞踊、尾上流家元三代目尾上菊之丞と『逸青会』を落語家三代目桂春蝶と『春蝶・逸平の一緒に遊びまSHOW!』を主催。その他新国立劇場『てのひらのこびと』等現代劇に出演。2017年10月よりNHK・Eテレ語学講座『旅するスペイン語』出演。
著書に『茂山宗彦茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社)がある。
詳細はこちら。

大江信行(おおえ・のぶゆき)
1976年生まれ。
大江能楽堂8代目。観世流能楽師。
7代目大江又三郎や人間国宝・片山幽雪に師事し、3歳にて仕舞「老松」で初舞台。
演能活動以外にも、奈良女子大学能楽部を指導するなど能楽の普及に務める。
平成30年度 京都市芸術新人賞 受賞。日本一ノッポな能楽師。
日本能楽会会員
重要無形文化財保持者(総合認定)

林サヨコ(はやし・さよこ)
手芸家、風景キルトアーティスト
1965年生まれ 京都市伏見区在住
上田安子服飾専門学校ファッションクリエーター学科卒
幼少の頃より手芸家を志す。アメリカンパッチワークとは一線を画す製図と縫製技術による表現方法を独学で考案し、2000年より自宅の町家を町家キルト工房(商標登録4799241号)として創作活動開始、同時期に町家キルト教室を開講。特定の手芸団体に属すことなく、独自の世界観を持って作品を発表し続けている。
2018年神の手ニッポン第4期アーティストに選定される。


