初めての一般社団法人主催のイベントで試みたいこと

同時代の茶室 ラ・ネージュの活動を続けて来て30年。
この伏見桃山の地に生まれ育って57年。
ようやく「いつか」と、心のどこかで思い描いたことができる日がやって来ました。
それが、この来年、2024年2月11日に行う「伏見再発見!日本の伝統話芸再発見!」のイベント。
小学校5年生だった1977年にオーストリアのグラーツで4週間、オーストリア、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、ルーマニア、ポーランド、スペイン、イギリス、デンマーク、ノルウェー、カナダ、メキシコ、日本のそれぞれ同い年の男子2名女子2名21歳以上のリーダー1名からなるチームが集まり、現地のスタッフ、現地、また、スウェーデン、ポーランドから来た17歳のお兄さんお姉さん、ユーゴスラビアから来た看護スタッフという編成で過ごした国際キャンプに参加したことにより、「日本人は自分の国の伝統文化を知らない。外国の文化を(都合良く)取り入れることは得意だけれど、自分の文化を海外に発信することは不得意」と痛感した。
そういうアンテナは立ちはしたけれど、それは私でさえ同じことで、何せ、触れられる機会が少ないのでいつまでも知らないことだらけ。

自分自身も知りたいと思うことをラ・ネージュで開催し続けて、色々な人と繋がり、2018年、ラ・ネージュの25周年を祝う時、フルートとギターのディオのツナこうじのお二人をお呼びするのに塩鯛師匠もお呼びするという話をしていたら、掛川出身東京在住の落語ファンの今は亡き服部こうじさんが、伏見と言えば『三十石夢の通い路』という三十石船を題材にした落語があるので聴きたいなぁとおっしゃって、そんな噺があるとは知らず、塩鯛師匠にお尋ねしたら十八番の一つとのことで早速お願いし、実際に聞いて大感激。
2020年に「日本の三味線色々」で春野恵子さんに曲師の一風亭初月さんをフィーチャーして”浪曲の三味線”としてお願いしたいと言った時、うちの場所をお伝えしたらお二人がすぐ、「じゃあ『袈裟と盛遠』を」とおっしゃり。その袈裟御前と盛遠の逸話もその舞台となった恋塚寺が伏見の赤池にあること。そして、その赤池の語源が、その逸話に由来することも知らなかった。
そして、2020年9月28日にお友達の息子さんの仕事の成果発表が地元伏見が舞台となった「鳥羽伏見の戦い」の絵巻物を超高精細にスキャンニングして保存することで、その発表会があるというので行ってみたら、そもそも地元なのにも拘らず、鳥羽伏見の戦いについて殆ど知らず、絵巻の中ですぐ近くが炎上していることや、その絵巻に描かれた場所の現在がドローン映像で出て来るのを地元の人達に見せたいと思い、お願いしようと思っていたら、2021年1月30日にそれにさらに神田京子さんの講談が加わったものを見て、頼み込んで6月17日に鳥羽・伏見の戦いの弾痕の残る地元料亭・魚三楼さんで内覧会を行い。
その時から、いつかこの3つを同時に伏見で。呉竹文化ホールで、と、思っていました。
さらに伏見の生き字引、若林正博さんの歴史のお話も加わり、林サヨコさんの伏見を舞台にした町家キルトが会場を彩り、さらには映像コンテンツを提供くださっている先端イメージング工学研究所さんが別室で絵巻についての関連展示をしてくださることになっています。
司会も、地元伏見に生まれ育った對馬京子さんにお願いしました。

私は、この地で生まれ育ち、10歳の頃からアンテナを立てて来たにも拘らず、この伏見を舞台にした3つの伝統話芸に触れるのに55年以上かかりました。
でも、今、この地で育っている小中学生にはその頃から「当たり前に知っていること」にしたい。
子ども達4人を育てたので、今の子ども達が何かと忙しく、なかなか見に来られる状況にないことも存じています。なので、後の投稿に述べる方法でそれで確保できる分だけは招待できればと思いますが、リアルタイムに見られない殆どの子ども達の為に、学校単位で貸し出せるよう、DVDを用意いたします。
実際に来られなくても、「こういう芸能にこういうコンテンツがあり、その舞台が地元伏見にある」ということを知ってもらいたいので、伏見区の学校にはチラシを配布したいと思います。

その為にも、非営利でやっているということをはっきりさせたくて、一般社団法人を設立しました。
間に合いました。

もちろん、一番その存在を知って欲しいのはその層ですが、私は55年かかりましたが、これまで私が話して興味を持ってくださった私と同世代もしくは上の世代の方も殆ど・・鳥羽伏見の戦い絵巻のコンテンツは非常に新しいものなので当然だとしても、後の二つを聞いたことがある方は・・おられませんでした。

ですので、地元の大人で初めて聴く方々、大歓迎!
そして、もちろん、地元以外のどこから来てくださる方も、大歓迎!です。
伏見が舞台の伝統話芸に触れていただくことにより、伏見の魅力、伝統話芸の魅力に触れていただけたら幸いで、各地でそのような掘り起こしが為されてそれぞれの魅力に触れる機会に様々なところの人達が集い、その場所が盛り上がることを祈ります。

終了を17時に設定しておりますので、終了後は地元の飲食店に流れて頂ければ幸いです。
そして、それぞれの舞台となった場所を訪ねてみようと思ってくださったら、
それぞれの演者の、それぞれの話芸の生の舞台に行ってみようと思ってくださったら、
そんなに嬉しいことはございません。

そろそろこの仮チラシからチケット料金や法人名を入れた本チラシに移行させたいと思っています。
また後の投稿に述べるこのシリーズの2025年、2026年の計画も予告しながら…。


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